無茶空茶館は、築100年、明治末期に建てられた日本家屋です。
「無茶空茶」という店名は、禅語の「無」「空」の意味する、境界やさえぎりのない広く大きな心境をお茶を飲むときのおだやかでゆったりとしたうれしさ、楽しさになぞらえてつけられました。

扉を開けると、正面に中国の木製の窓飾り。床は磨きこんだ板張り。表の部屋には、中国から運ばれた紫檀の家具。千年吉野杉の丸太を台にしたガラスのテーブル。格子窓の前に頬杖がぎりぎりつけるくらいの、はばの細いカウンターがあり、老松通りが見えます。この通りの西は骨董街につらなっています。

奥の部屋は「舟の部屋」。小さな坪庭があり、その庭石はすべて水に洗われた川の石です。舟の形と月の形のつくばいがふたつ。そして、部屋の大テーブルは琵琶湖からひきあげた七十年前の鮎とり船の船底。さまざまな茶器や茶書が置かれた違い棚も、舟の一部です。お茶は水に沿うもの。舟も水に沿うもの。お茶と舟は似ています。

無茶空茶館では、落ち着いた空間にて、良質の中国茶を丁寧に点茶してご提供するとともに、点心やデザート、ランチなどもおつくりしています。また中国茶の教室、中国楽器である胡弓の教室や、お茶を背景としたさまざまな催しも行っています。みなさまのお越しを心よりお待ちしております。

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